2005年2度目の臨死体験
あけましておめでとうございます。
長らく更新サボっていました。
タイトルを見てアレッと思ったそこのあなた。
ハイ
また、やっちゃいました
このブログのタイトル、なんて的を得ているんでしょう。
そうです、事件がまた起きてしまったんです。
あれは、昨年11月だったでしょうか...
その週末には会社のセンパイDさんが結婚式を挙げるためにベガスにいく直前のお祝いパーティー。
みんな気合が入っていたんです。
場所はセレブなら当然の六本木。
六本木ヒルズにある、「ハートランド」というバーです。
皆さんはわいわいやるときは何飲みますか?
うちの会社ではテキーラと決まっています。
======================================
テキーラとは?
竜舌蘭(アガベ)を原料にした蒸留酒
「メスカル?
」の一種。
通常のアルコールとは比較にならないスピードで酔いが回り、短期勝負にはうってつけの凶器。ソーダを加えたショットグラスで一発かますと、遅れていった飲み会でもあっという間に追いつける。
======================================
まずは会社の社長がドドーンとショットを人数分振舞ってくれました。
まずは景気づけってところでしょうか。
ライムがしびれますね。
塩のありがたみをこれだけ感じるのは戦国の武将以外、僕らくらいのもんです。
宴は続き、どんどんテキーラが運ばれてきます。
酒を切らしてはいけないとボクもカウンターに札束を握って飛び込みます。
横並びのアル中共と、酒の奪い合いに参戦です。
ようやくオーダーを伝えてお金を払うとき、驚きの。5000円!?
5杯しか頼んでないのに
5000円!?
なんとショットはダブルだったんです。
極貧の僕は有り金をあっという間に使い果たし、Kセンパイのもとへと駆け寄りました。
Kセンパイは酔うとお金を払いたくなるというものすごい酒乱なんです。
「先輩、お金が足りません・・・・けど飲みたいです!!」
Kセンパイも既にショットを何杯も飲んだ後らしく、財布の中の有り金すべて渡してくるではありませんか。
センパイ、さすがです。これがTPOですね。
そんなこんなでDセンパイには最後の独身生活を思う存分楽しんでもらおうとどんどん酒は届けられることになります。
当然一人で飲んでもらうのも申し訳ないので、周りにいる僕らも一緒に飲みます。
スタートから2時間くらいでしょうか??
このあたりから、記憶があいまいになってきています・・・・・
朦朧とした記憶をたどると、
1)Dセンパイは六本木ヒルズのエスカレーターの前でマーライオン
そして僕はセンパイのタクシー乗っていけ、のやさしい好意に甘えること泣く、愛用の自転車にまたがり帰ろうとした気がします。
2)Kセンパイはタクシーで帰るといいつつもお金が無いので「クレジットカードで払えるタクシー呼んでくれ!」とうめいていた。
3)社長は何事も無かったかのように帰っていったっけ。
そう、これはまだ序の口だったんです。
次の瞬間、記憶があるのは、家の冷たいベッドではなく、見たことのない場所。
そう
それは日本赤十字病院。
店を出たのが1時くらい。救急車で運ばれたのが3時くらい。
2時間、僕はどこにいたのでしょう。。。。
正解はここ。
非常に緑が美しい、都心の一等地。
確かに家路の途中です。
そう、それは青山通りのベルコモンズ前!!
しかも正確なロケーションは、そのベルコモンズの前の青山通りの「車道」。
正解は2択から選んでください。
1)自転車の上で気を失い、そのまま横転、道路で寝てたので、トラックに轢かれた。
2)ハーゲンダッツのアイスが食べたかったので、路肩に自転車を止め、アイス購入。外気の寒さに加え、アイスで中から冷やされ、結局、完全に凍死した。
奇跡的にどっちも回避しました。。。
僕はなんて強運なんでしょう。
通りがかりの人が道に倒れているボクを発見し救急車を呼んでくれたらしいんです。
酔いなのか、わかりませんが、頭がガンガンします。
実は頭頂部と耳の後ろが切れて出血しています。
たぶん、転んだときでしょう。
そんなこんなで病院で目を覚ましたボクは、時計を見るとまもなく9時!!
はうぁー!!!!!!!!!!
就業時間が迫っているではありませんか
とりあえず社長のケータイに一報を入れます。状況を伝えると、電話越しに爆笑の声が響きます。
その爆笑の声が二日酔いの頭に響きます・・・
とりあえず、薬をもらい、頭に恥ずかしい大きなスポンジをつけられ、帰ろうとしたところ、
チャリがない?!!
看護婦さんに聞くも、わからないとつれないお言葉
救急車を出してくれた管轄の警察署の電話番号をもらい電話してみると夜勤の担当者が帰ってしまってわからないらしい。
とりあえずタクシーで家に帰ります。
テキーラ1.5ショットくらいのタクシー代で会社へ。
少しよこになって、シャワーを浴びて着替えてお昼くらいに会社に到着。
会社の人々は皆温かく迎えてくれました。
話を聞くと皆さん、それぞれ壮絶な朝を迎えたらしいです。
■Dセンパイは今朝の電車の中でスプラッシュ
■Kセンパイは帰宅後、家の壁にスプラッシュ
■同僚のM君は相当寄っていたにも関わらず、カツどんを食べて寝たそうです。
■社長はショット代だけで5万円も使い、奥さんに怒られたらしい
■前日賢くあまり飲まなかったM先輩は、得意先と優雅に恵比寿のイタリアンで豪華ランチを楽しんでいました。
今日の教訓
飲んだら乗るな、チャリも立派な車両です。
(自転車は青山の交番で無事保管されていました)